摩擦係数とその測定器について その1

本日は摩擦係数とそのための測定器について書きます。

その1 摩擦係数について

摩擦係数と一般的に言われるのはμ(ミュー)という係数であらわされますが、その測定器・測定方法により、さまざまな係数があります。

というのも道路やマンホールなどの動的摩擦係数をそのまま測定できる測定器は、DFテスター(係数μ)のみで、その他の機器は相対比較という形で表すしかないので、独自の滑り抵抗値で表現しています。

相対比較とは標準的な滑りにくい床面・床材(たとえばアスファルト舗装)を測定し、それより少ない数値が出ると、滑りにくい・やや滑りやすい・滑りやすい・すごく滑りやすいとかなりアバウトな表現となります。

しかし、その測定する対象物によっては相対比較でしか測定できないものもあります。

それも測定器のチョイスを間違うと、とんでもない結果が出たりします。

たとえば表面が波状にデコボコしているタイルなどは、DFテスターや振り子式測定器などで測定すると数値は高いのですが、実際には滑るといった現象が起きます。

次回は測定器についてお届けします。

 

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誘導ブロック見にくいよ 床面と同系色困る弱視者

今、yahooニュースを見ていて偶然にも昨日書いた 視覚障害者の視認性についての記事があったので、 河北新報の記事を掲載します。

【誘導ブロック見にくいよ】

床面と同系色困る弱視者 8月1日6時13分配信 河北新報

宮城県の施設や歩道の一部で、周囲の床面と同系色の視覚障害者誘導用ブロック(点状・線状ブロック)が設置され、色を頼りに歩く弱視者にとって使い勝手の悪い状態が続いている。

誘導用ブロックの色彩が、条例で明確にされていないのが原因の一つ。

県は「色遣いは景観との調和を優先させてきたが、別のニーズがあれば対応したい」としている。

県庁正面玄関の車寄せには白色の誘導用ブロックが敷設されている。周囲の床も同材質で同色のタイルで、仙台市の50代の男性弱視者は「誘導用ブロックが設置されても目につきにくい」と話す。

県庁舎の完成は1989年。旧建設省(国土交通省)が85年に出した通達「視覚障害者誘導用ブロック設置指針」で、「原則黄色とする」との方針はあったが、県の担当者は「当時は誘導用ブロックを設置しただけで画期的だったはずだ」と述べ、そのころは色まで考慮しなかった可能性を認める。

県は96年に制定した「だれもが住みよい福祉のまちづくり条例」で、誘導用ブロックについて「周囲の床面との色の明度差が大きいことなどにより容易に識別できるもの」とする基準を設けた。

しかし、条例制定後の97年に完成した県総合運動公園総合体育館(利府町)と宮城大大和キャンパス(大和町)、2005年に建てた仙台中央署(仙台市青葉区)なども、誘導用ブロックは周囲の床に溶け込む色で整備された。

県は「条例は努力義務で強制力はない。美観との兼ね合いもあり、目立たない色のブロックを使っても、床面と明らかに同じ色でなければ良しとした」と説明する。

県視覚障害者福祉協会の柿沼正良理事長は「誘導用ブロックは突起ばかりでなく、色を頼りにする人もいる。

道路や施設の事情もあるだろうが、識別しやすい色遣いにしてもらいたい」と話す。

誘導用ブロックは01年、日本工業規格(JIS)で形状や寸法、配列などは定められたが、色彩に関する規定はない。仙台市は97年に定めた設置基準で、色彩は「原則として黄色」とし、「歩道路面との濃淡(輝度比2.5以上)により識別できる」と独自に数値を設定している。

健常者だけのことしか考えていない対策ですね。 もっと交通弱者のことも視野にいれ対応していただきたいものです。

 

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防滑施工の重要性

階段段鼻とは

 最近HPの検索語句で多い語句についてご説明します。
 まずは「階段段鼻とは」です。
段鼻とは階段の踏み板(踏み面)の先端部分のことで、タイル・石であればスリット(溝)や凸状のものが入っていたり、 コンクリート等ですとステンレスの金具が付いていたり、 木製はあの有名なスベラーズなどが、付いている部分のことを指します。
 いずれも滑り止めを目的とするものですが、タイル・石などのスリット・凸・ステンレスに関しては、やわらかいゴム底の履物なら効き目はありますが、固い底の履物(革底、硬質ウレタン底)には、スリットや凸に底がくい込まないので、まったくと言って良いほど効き目がありません。凸にいたっては靴底の接地面積が少なくなり、余計に滑りを助長してしまいます。(縞鋼板にも同じことが言えます。)
 時々見かける同色の素材で作られている段鼻ですが、これは視覚障害者(ロービジョン)や高齢者の方達にとっては、非常に危険なものとなっています。視覚障害者や高齢者の方達は、同色ですと段鼻を認識しづらく踏み外したりして、階段で転倒、転落することが多々あります。交通弱者という点も含め、一番に解決していかなければダメなことだと思います。 管理者の皆様、適材適所の判断をお間違いなく。

階段などの滑り止め対策のご参考に。(SR工法)
階段(屋内、屋外)・段鼻の滑り止め http://kaidan-suberidome.t-ground.co.jp/
スリップレイトΣ03(段鼻の滑り止めに最適です)https://kaidan-suberidome.t-ground.co.jp/?page_id=12

転倒事故には充分ご注意を!
転倒事故撲滅!! 防滑施工の重要性

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弊社ではホームページで公開している工法の他にも、適所や条件に合った適材を取り扱い、すべての床材・ロケーションの滑り止めについて適切にコンサルティングいたしますので、お気軽にご相談ください。
お客様等からの苦情でお困りの管理者様、今すぐ下記にご連絡下さい。
TEL 0725-40-3622
FAX 0725-40-3623
mail info@t-ground.co.jp

滑り止め加工蓋の設置確認を兼ねて岸和田だんじり祭り見物

滑り止め加工蓋の設置確認に行ってきました。

今日の試験曳きは、春木地区は14:00からなので13:30に到着して、まずは設置確認をしました。

なかなか良い出来ばえです。(お城の形もくっきりと)

それからしばし、だんじり曳行を見物して帰ってきました。

 

だんじり祭りも明日からが本番、皆さん事故や怪我の無いようがんばってください!

★滑り転倒事故には施設管理者も利用者の方々も充分ご注意を!

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岸和田だんじり祭りに向けて(マンホール蓋の滑り止め)

本日、岸和田市の下水道整備課の職員様によりマンホールの滑り止めを磯ノ上処理場の倉庫で行いました。

春木地区で1箇所だけですが、だんじり曳行の際に滑ると苦情が出て、予備も含めて6枚施工していただきました。

確かに綱元などが滑って転倒したら大事故につながる可能性もあるので、旧市などでもどんどん施工していただきたいです。

それと一般歩行者や自転車・バイクの転倒予防にも役立ちます。

設置は11日の予定ですので、また設置された様子をアップいたします。

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