マンホール・ハンドホール蓋の高耐久・長寿命化滑り止め加工

2017年9月8日~13日

大阪府和泉市府中町の下水道マンホール蓋にスリップレイトシグマ03で、高耐久・長寿命化滑り止め加工(SR工法)しました。

 加工前

 加工後

作業工程は以下の通りです。

 仮蓋入替え設置

 下地ケレン清掃

 サビ止塗装

 型枠設置

 プライマー塗布

 樹脂(スリップレイト∑03)混合骨材塗込み

 端部補強樹脂(スリップレイト∑01)塗布

 完了

マンホール蓋の管理者と種別の標記部分を残し、デザインの凹と表面から2mmの厚さを樹脂(スリップレイト∑03)混合骨材で埋め込みました。

設置場所位置図(赤色の▼部分)
http://goo.gl/maps/huRUo
http://goo.gl/maps/BvU3Y
http://goo.gl/maps/wNQ22
http://goo.gl/maps/3PTkB

マンホール蓋の耐スリップ性については、日本下水道協会規格参考資料によると、一般部でマンホールのくぼみの深さが3mm(新品で約6mm、5mmの時点の摩擦係数0.44μ)になった時点で、摩擦係数が0.4μ(デザイン蓋の場合はほとんどが、表面の塗装がとれた時点で0.3μ以下だとも言われています)を下回り、グリップ性能が悪くなるので、調査して交換する事が望ましいとし、危険箇所(カーブ、交差点付近) には耐スリップ用のマンホール蓋(3mmの時点で0.45μ以上の摩擦係数を持つもの)を設置する事が望ましいと通達を出しているにもかかわらず、殆んどの自治体が予算が無いという理由で対応できていません。
また、歩道用のマンホールに関しては「アスファルト舗装要綱」に基づき、PSRTで測定された係数値がBPN40以上が望ましいとされています。これも、滑り止め加工をしていない蓋を測定すると満足する測定値は出ないでしょう。
※測定値は湿潤状態において。

上記の理由により、本来ならば交換(費用は約15万円)しなければいけない蓋を約1/3の費用で、高耐久化して寿命を延ばせます。

だんじり前梃子の衝撃・抵抗にも耐える高耐久マンホール蓋滑り止め工法
https://www.t-ground.co.jp/wp/?p=6066

マンホールの滑り止めにはこれだ!(SR工法)
スリップレイトΣ01 https://www.t-ground.co.jp/?page_id=32
ロジングリップ https://www.t-ground.co.jp/?page_id=40
スリップレイトΣ03 https://www.t-ground.co.jp/?page_id=36
PDF資料 https://www.t-ground.co.jp/2009/img/antiskid/110614slip03-4.pdf

倒事故撲滅!!防滑施工の重要性

弊社ホームページ https://www.t-ground.co.jp/

弊社ではホームページで公開している工法の他にも、さまざまな条件や状況に合った適材を取り扱い、すべての床材・ロケーションの滑り止めについて適切にコンサルティングいたしますので、お気軽にご相談ください。

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