毎日新聞 – 2011年9月29日
階段などのロービジョン(弱視)対策について、視覚障害者らが29日、県庁を訪れ、その効果を検証した。
ロービジョンは全く見えないわけではないが、視機能が弱く、生活に不便を感じる状態・人のこと。特に段差をコントラストで強調していない階段では角の部分(段鼻)が見えず、平面に見えて危険を感じるという。
検証では、県視覚障害者協会員らの女性3人が県庁玄関の階段などを実際に歩いた。段鼻に黄色などのテープを張った場合と張っていない場合との差異を証言。設置されている点字ブロックの誘導も「あまり効果がない」と訴えた。岩本公明県福祉保健部長は「庁舎が古く、それなりに対応してきたつもりだったが、ずれている部分があった」と話した。
ロービジョン対策について、開会中の定例県議会一般質問で、中村和弥議員(自民党維新の会)が質問。中村法道知事は「具体的に取り組んでいきたい」と答弁していた。【阿部義正】
〔長崎版〕
まだまだ障害者の立場になってバリアフリー等を考える。
もしくは今回の様に障害者に直接確認して意見を聞くなどの対応がなされていないのが現状ですね。
それでも徐々に増えてきています。
・弊社施工例(SR工法)
※屋外階段の段鼻識別化滑り止め加工。(スリップレイトシグマ03)
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