皆さま、ご存知でしょうか?

 1年間で転倒によって死亡される方の数をご存知ですか?
なんと平均3400人もの方が亡くなられています。(1日平均10人ですよ驚きますよね)
内訳は家庭・居住施設(約1200人)公共・商業施設(約600人)その他・不明(1600人)です。
怪我をされている方などは想像も付かない位いると思います。
また、高齢者が寝たきりになる原因の3位は転倒事故です。
予想以上に転倒事故は社会問題になりつつあります。
それと最近よくお問い合わせのあるマンホール蓋についてですが、下水道マンホールの耐スリップ性については、日本下水道協会規格参考資料によると、車道の一般部でマンホールのくぼみの深さが3mm(新品で約6mm、5mmの時点の摩擦係数0.44μ)になった時点で、摩擦係数が0.4μ(デザイン蓋の場合はほとんどが、表面の塗装がとれた時点で0.3μ以下だとも言われています)を下回り、グリップ性能が悪くなるので、調査して交換しなければならないとし、危険箇所(カーブ、交差点付近)には耐スリップ用のマンホール蓋(3mmの時点で0.45μ以上の摩擦係数を 持つもの)を設置するよう通達が出ているにもかかわらず、殆んどの自治体が予算がないという理由で対応できていません。
また、歩道用のマンホールに関しては「アスファルト舗装要綱」に基づき、PSRTで測定された係数値がBPN40以上が望ましいとされています。
これも、滑り止め加工をしていない蓋を測定すると満足する測定値は出ないでしょう。
  ※測定値は湿潤状態において。

 

 


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