海上で転落の三重の漁師、7日ぶりに見つかる

産経新聞 10月9日(日)21時45分配信

 三重県熊野灘沖で2日に船から海に落ち、行方不明になっていた同県南伊勢町五ケ所浦の漁師、近藤翼さん(68)が9日朝、7日ぶりに同町の阿曽浦漁港付近で無事発見された。近藤さんは流木にしがみついて同町の海岸に漂着。洞窟などで寝泊まりしながら雨水や湧き水だけを飲んで過ごしていた。衰弱しているものの、かすり傷以外に大きなけがはなく、命に別条はないという。

鳥羽海上保安部によると、近藤さんは2日午前9時ごろ、1人で漁に出た。午前11時半ごろ、熊野灘沖約13キロで足を滑らせ、漁船から海中に転落した。

近藤さんは転落後、カッパに空気を入れて浮袋代わりにしたほか、流木2本につかまり漂流し、同日夜に、発見された南伊勢町阿曽浦漁港から約2キロ南の海岸に漂着した。

現場は切り立った崖に囲まれ、付近に道路がなかったことから、近藤さんは洞窟や岩の間で寝泊まりしながら、少しずつ北上した。この間、口にしたのは水だけだったというが、9日午前6時ごろ、阿曽浦漁港付近を歩いているところを、付近の住民に発見された。

近藤さんの長男(40)は近藤さんの死を覚悟し、この日、現場付近の海上で、心に区切りを付けるために献花をしていた。しかし、留守番の家族から近藤さんが戻ったという電話連絡を受け、あわてて帰宅したという。

長男は「今、本人は疲れて眠っているが、元気そうで本当に無事で良かった。捜索にかかわったみなさんにお世話になった」と喜んでいた。

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